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安田常務のプランニング講座~第5回~

2013.06.10  tokyo
 

こんにちは。
 
今回のテーマは「玄関・ホール」です。
 

玄関は、その家の第一印象を与える場所である。それだけに、単に実用ばかりでなく、

風格のあるもの 趣のあるものが必要であります。
 

◆位置・・・プランが大きく左右されるので位置決定は重要である。
      道路との関係で配置が決まりがちですが、居住環境からいえば
      南側中央を避け、東西の両端、又は北側がベターである。
◆構成・・・玄関と会談、吹抜、中庭、ニッチ等を上手く利用すると、
      空間の広がりが演出できる。玄関の土間から、トイレ、浴室、台所への
      出入口が直接見えないように配慮するべきである。

1

↑「ニッチ」や階段を利用して空間の広がりを演出する。
 

    2

↑中庭を設ける事により、玄関・ホールの広がりと開放感を演出できる。

    3

↑小さい子供のいる家族の場合、どうしても玄関に履物が散らかる事が多いが、

シューズクローゼットを設けると玄関はいつも整然として置くことが出来、

又ブーツ類等の履物の多様化にも対応出来る。

 

◆広さ・・・履物、コートの着脱に十分なスペース、住宅の顔としての風格を
      全体のバランスを加味して考える必要がある。
      一般的には3.3㎡(一坪)は必要。

◆形・・・玄関土間は来客、家族の履き物の並び及びホールへの上り下りの容易さを

     考え、同じ面積でも、奥行きよりも長さを長くとれる様にすべきである。

     長さが短いと履物が前後に並び不便をきたす事が起こる。

◆収納・・・家族数、性別構成お考慮しかつ履物種類の多様化に対応する

       十分なシューズボックス、又はシューズクローゼット等も

       計画しておく必要がある。

 

今回は以上です。
 

次回のテーマは「リビング」です。

 
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