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安田常務のプランニング講座~第1回~
2012.06.29 tokyo
こんにちは。
随分と日が経ってしまいましたが、ようやく「プランニング講座」を開講します。
執筆者は当社のベテラン社員が順次思いついた順に書きますので
どうぞ、よろしくお願いします。
最初に少し硬くなりますが、初回ですから「良い住宅とは」について書きます。
住宅は家族全員の生活の「うつわ」であり「いこいの場」であります。
住む人の安全快適な生活を保障し、かつ住まいやすく(機能的で)くつろげるもの
でなければならないと思います。
そのためには、計画にあたって単に間取りをするのでなく、次のようなチェックを十分に
行い計画する必要があります。
配置計画・・・自然の恩恵を十分に生かし、効率の高い敷地利用を考える。
平面計画・・・動線計画を綿密に行い目的、用途にマッチし、
釣り合いの取れた面積配分を検討する。
構造計画・・・構造とプランの関連を明快にし、無駄な空間を作らないこと。
耐久性があり、経済的な構造計画が必要である。
意匠計画・・・内外共に視覚に直接訴える点で効果の大きいものであるが、平面と立面、構造は
ともに密接に結びついており無意味な造形は極力避けるべきである。
設備計画・・・建物の総合性能を向上させるために重要である。建物の性能と設備の性能を
良いバランスにまとめる必要がある。
以上の各項目については、お互いに関連しあっており、計画に当たっては全体を考慮
しながら進めなければならなりません。
…と、長くなりますので今回はここまでとしたいと思います。(硬くなり過ぎてスミマセン!)
本題であります、「建物と敷地の関係」については来週入りたいと思います。
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