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安田常務のプランニング講座~第2回~
2012.08.17 tokyo
こんにちは。
猛暑が続いていておりますが体調等崩されていませんか?
さて、今回のテーマは「玄関とアプローチ」についてです。
道路から玄関までの間をアプローチといい外部と内部をつなぐ、重要なスペースであります。
最近は敷地の狭小化、予算不足等によるものだろうがオープン外構が多く、あまり深く考えられなくなったようである。
アプローチは動⇔静、社会⇔個人の反対要素への切換を行うスペースであり、その長さが重要な要素となる。
下の図のように内部のプライバシーを冒さずに適当な長さを確保する事。
距離の取れない場合は、門の位置をずらしたり動線の方向を変えたり、樹木、植栽、石等により
視覚的に距離感を感じさせたり、
粗面の床やランダムに配置した敷石等に意識を集中させて空間としての広がりを感じさせたりする工夫が必要である。
“奥ゆかしさ”とか“趣がある”とかは小住宅では死語に近くなってしまった様であるが、
外構・植栽工事と一体化して落ち着いた空間を計画したいものである。
下の図は同じ敷地での良い例と悪い例を載せています。
例①
例②
次のテーマは「玄関」についてです。
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