トップページ スタッフブログ
木造住宅の劣化リスク評価ツール
2017.08.29 Kanrihonbu
国土技術政策総合研究所(国総研)が、このほど木造住宅の劣化のしやすさと
対策を解説したガイドラインを公表しました。
住宅瑕疵の内、防水事故が約9割を占める結果も出ている中、
漏水・結露などで躯体内部が腐朽し耐久性を低下させる懸念が常に存在します。
そこに昨今の猛暑、ゲリラ豪雨による短時間で多くの雨が降るなどの
気象条件も考慮していかなければならないのではないでしょうか?
対策の前にどの様な状況で雨水が侵入するのか?
その傾向や状態を知ることによりリスクを評価し、知っていることを再度確認する事で、
対策を練るのにも役立つものと思います。
また、住まい手が作り手と劣化対策について情報交換するツールも開示されました。
今後、このツールを利用して来られる住まい手も出てくることを予想し、
一度目を通す情報としては価値あるものだと思います。
上記図は、方位と軒の出寸法による雨がかり範囲の相違点。
上記図は国総研掲載の一部です。
国総研 掲載HP ↓ こちらを参照してくださいませ。
http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0975.htm
静岡県耐震基準強化される
2017.08.24 Kanrihonbu
西山です。
静岡県では、地震対策として、昭和59年度から建築基準法による耐震強度の
1,2倍を求める基準が、平成29年度10月1日より義務化されます。
木造の壁量については、1,32倍。
なお、長期優良住宅・住宅性能評価耐震等級2以上は、適用除外です。
静岡県HP ↓
http://www.pref.shizuoka.jp/kenmin/km-320/kensasitu/joureikaisei.html
静岡県HPからの抜粋資料
省エネ適判全国でたった6棟
2017.06.28 tokyo
平成29年4月1日に適合義務や届出等の規制的措置が施行となり、
建築物省エネ法に基づく手続が始まっています。
その中でも2,000㎡以上の非住宅は、適合性判定が必要となりました。
全国で一体どれほどの建築物が適合性判定を受けているのでしょうか?
一般社団法人 住宅性能評価・表示協会 平成29年5月24日現在
登録省エネ判定機関による集計では、全国で6棟の交付実績しか無いようです。
適合性判定に該当する2,000㎡以上の非住宅建築物は、
全国で年間4,000棟ほど着工されるというので、滞りが見受けられます。
主だった要因としては
① 3月31日までに届け出として、処理してしまった事
② 適合性判定を申請しているが、交付に時間を要している事
などが、挙げられそうです。
イエタスでも、適合判定通知書の第1号を5月末に交付させる事が出来ました。
(24日以降の交付の為、全国6位に入っていませんが、1桁着順ではないでしょうか)
性能評価等で評価機関とのやり取りを常に行っておりましたので、
スムーズな適合判定通知書の交付へと持ち込めました。
イエタスは、省エネの適合判定申請サポートと同時に
引き続き届出図書作成サポートも行っています。
規模や用途に関係なく、ご相談くださいませ。
適合判定通知書交付実績の詳細↓
http://www.hyoukakyoukai.or.jp/kaiin_kanri/tk_shinsa_jissekis/check
ZEH宿泊体験実施について
2017.06.02 Kanrihonbu
イエタス西山です。
さて、皆様、環境省が進めているZEHの宿泊体験をご存知でしょうか?
この取り組みは、環境省のクールチョイスの具体策として行われます。
クールビズは知っているけど、クールチョイス?は知らない方も多いかと思われますが、
クールチョイスとは、2015年6月に安倍首相が国民運動として始めることを表明した
「地球温暖化対策」を推進する為に、省エネを選ぶことを賢い選択、
カッコイイ選択であると消費者へ促す取組です。
その中で、新築・新居購入するならZEHという消費者の選択・行動につなげる為に、
新築住宅購入を検討している一般の方を公募しこの冬にZEH住宅へ体験宿泊してもらう企画が始まります。(環境省資料抜粋)
この様な動きを事前に知ることが、ZEH住宅を販売する上での検討事項にもなってくるかと思います。
環境省HP資料 ↓
https://www.env.go.jp/council/43coolchoice/y430-02/mat02.pdf
住宅のみ残る外皮性能の基準
2017.05.25 tokyo
平成29年4月1日に適合義務や届出等の規制的措置が施行となり、
建築物省エネ法に基づく手続が始まっています。
2,000㎡以上の非住宅は、建築確認申請と連動し、適合性判定が必要となりました。
この適合性判定ばかりに目が行きがちですが、
中規模建築物や住宅でも、届出において、基準適合へ規制が厳しくなっています。
今回の建築物省エネ法の基準は、主に1次エネルギー消費量の基準なのですが、
住宅に限り、外皮性能の基準が残っております。
特に、住宅の外皮性能は、全体でなく各住戸で基準適合が必要となります。
1次エネルギー消費量は、各住戸でなく全体で良いので、基準適合しても、
一部の住戸で外皮性能NGとなり、基準不適合となる場合が散見されます。
主だった要因としては、的確な熱橋補強をしていない例が挙げられます。
イエタスでは、省エネの適合判定申請サポートと同時に
引き続き届出図書作成サポートも行っています。
規模や用途に関係なく、ご相談くださいませ。
建築物省エネ法の詳細↓
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutakukentiku_house_tk4_000103.html


- 2025年
- 2024年
- 2023年
- 2021年
- 2020年
- 2019年
- 2018年
- 2017年
- 2016年
- 2015年
- 2014年
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年