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ついに省エネ基準適合義務化①
2016.11.24 tokyo
平成29年4月より、いよいよ省エネ基準適合義務化が始まります!
そこで、早速、建築物省エネ法の詳細説明会に行ってきました。
東京開催の初日でもあり、東京フォーラムで実施され満員という反響ぶりでした。
省エネ基準に適合しなければ、建築基準法の確認済み証の交付を受ける事が出来なくなります。
徐々に省エネ基準が厳しくなり、そして適合義務化が始まり、身構える設計士の方も多いと思います。
しかしながら、言葉だけが先行している事も多いようですので、
おさらいも兼ねて、概要についてお知らせします。
① 適用判断
適合判定の対象となる建築物は、「2,000㎡以上の非住宅建築物」のみです。
高い開放性のある部分や住宅部分は面積に算入されません。
つまり2,400㎡の建築物でも、「1階店舗(300㎡)+ 2~8階住宅(2,100㎡)」は該当しません。
よく、問合せ等ありますが、あくまで非住宅部分の面積で、
確認申請図書には、非住宅・住宅・開放性を有する部分等の求積図が必要になります。
先ず第1弾として、「①適用判断」についてお知らせいたしました。
これから数回にわたり、ポイントごとに報告させていただければと考えております。
イエタスでも、昨年度から非住宅・共同住宅の省エネ計算サポートを開始しております。
ご相談くださいませ。
我が県初の性能向上計画認定
2016.10.17 tokyo
平成28年4月より始まっている「性能向上計画の認定」を皆さんご存知でしょうか?
省エネ基準の水準を超える誘導基準に適合し所管行政庁の認定を受けると
メリットとして「容積率特例」が受けられます。
省エネ性能向上に資する部分で延床面積の1/10を上限として容積率算定時、不算入とすることが出来ます。
この制度は、まだ全国で16棟しか受け付けられていません。(8月末現在)
都道府県別の内訳は、新潟県(2棟)、富山県(3棟)、長野県(4棟)等計10県のみです。
面白いのは、全て一戸建てで寒冷地に集中しています。
この機会に、「性能向上計画」を利用して、我が県初の認定を受けてみてはいかがでしょうか?
本来、対象設備室のある非住宅や共同住宅等の案件でメリットがあります。
イエタスでも、昨年度から非住宅・共同住宅の省エネ計算サポートを開始しており、性能向上計画申請サポートも行っています。省エネ届け出サポート等とあわせてご相談くださいませ。
性能向上計画認定 詳細↓
http://www.hyoukakyoukai.or.jp/seino_nintei/seino_info.html
性能向上計画認定:技術的審査実績 詳細↓
http://www.hyoukakyoukai.or.jp/kaiin_kanri/pi_shinsa_jissekis/check
28年度(上期)実績
2016.10.14 yasu
平成28年度上期(H28.4~H28.9)の実績数字が出ましたので、ご報告致します。
≪住宅性能評価サポート≫
⇒953件(前年度より9%減)
≪構造検討のみ≫
⇒583件(前年度より10%増)
≪省エネ関連(低炭素、ゼロエネ、非住宅省エネ)≫
⇒79件(前年度より6%減)
≪設計・申請業務≫
⇒120件(前年度より5%減)
≪構造図作成業務(2×4構造図)≫
⇒257件(前年度より33%増)
≪構造計算業務≫
⇒85件(前年度より2%増)
≪その他≫
⇒209件(前年度より12%増)
前年度(27年度)上期と比較しますと、
住宅性能評価関係が9%減、その他の省エネ関連、設計関連、構造計算関連がいづれも2%~6%の減となっています。
その中で構造検討が10%増、構造図作成が33%増、その他が12%増しとなっております。
これについては、ハウスメーカーの受注が減であったが、分譲住宅メーカーの受注量の増大があり、それを反映した数字となっております。
尚、住宅性能評価、長期優良住宅等の延べサポート件数は、
平成28年9月末現在で22426棟となりました。
業務実績についてはこちら
「戸建と共同住宅」省エネ計算の違い
2016.09.28 tokyo
一戸建ての住宅と共同住宅との省エネルギー計算での違いは、どんなところでしょうか?
違いは、「隣接住戸」に有ります。
簡単に言うと、隣接住戸はとても分厚い空気層です。しかも暖冷房も行うので熱が逃げません。
一戸建ての住宅は、周囲が全て外部ですが、共同住宅の住戸は、周囲が隣接住戸の場合が
ほとんどです。
共同住宅の中でも、下図のように外部に接する角部屋や最上階・最下階のBELSの数値は
悪くなります。
角部屋や最上階は、人気があると思いますが、省エネ性能は良くないのです。
下図では、角部屋(赤枠)は「★★」に対して、中央部(青枠)は「★★★★★」です。
面白い結果ですね。省エネ意識の高まりから、省エネに特化した共同住宅も増えていくかもしれません。
この機会に、「BELS」を利用してみてはいかがでしょうか?
イエタスでも、昨年度から非住宅・共同住宅の省エネ計算サポートを開始しており、BELS申請サポートも行っています。
省エネ届け出サポート等とあわせてご相談くださいませ。
BELSに新たな傾向が!
2016.08.22 tokyo
一般財団法人住宅性能評価・表示協会による「BELS事例紹介」で
全国の「BELS」を取得した建物が、ウェブサイト等に掲載されています。
6月までの累計評価件数として更新されました。
今回、新たな傾向が見られ始めました。
前回(5月累計まで)は、★★★★★の物件しか見受けられなかったのですが、
★★2件、★★★8件、★★★★23件と
様々な★の数の物件が見受けられるようになってきました。
また、前回まではほとんどが一戸建ての住宅ばかりでしたが、
共同住宅等が増えてきました。
もともと、建築物のエネルギー消費性能の見える化を通じて、
性能の優れた建築物が市場で適切に評価されるように
第三者認証制度の1つとして位置づけられた「BELS」ですので、
まずは、その第一歩として見える化が進んだ証拠ではないかと思います。
住宅において★★★は低炭素住宅レベルに当たります。
★★★★★にこだわらなくとも、
自社の省エネ性能に関する取組を見える化する事が第一であると
個人的には感じておりますし、
上記ウェブサイトでは、下記のように件数を表示する欄も有ります。
全体で件数も500件近くに達し、認知度も上がってきたと思います。
この機会に、「BELS」を利用してみてはいかがでしょうか?
イエタスでも、昨年度から非住宅の省エネ計算サポートを開始しており
BELS申請サポートも行っています。
省エネ届け出サポート等とあわせてご相談くださいませ。
BELS事例紹介 詳細↓
https://www2.hyoukakyoukai.or.jp/bels/info/jireishokai.php


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