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住宅ローン減税に省エネ基準適合が必須となります
2023.09.25 YETUS
イエタスです。
ローンで住宅を取得する際に利用される「住宅ローン減税」制度ですが、来年からは省エネ基準に適合していない場合は、利用できなくなります。
具体的には、2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅から、省エネ基準適合が必須となります。
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※住宅ローン減税制度とは、住宅の新築・取得又は増改築等をした場合、
年末のローン残高の0.7%を所得税(一部翌年の住民税)から最大13年間控除する制度です。
詳しくはこちら
2025年には住宅も省エネ基準適合が義務化される予定ですが、それに先駆けての措置となります。義務化されるまでは、省エネ基準適合の証明書の提出も必要になります。
年内に設計して2024年1月1日以降に確認申請の交付が予定されている住宅は、
ご注意ください。
適合させる省エネ性能による基準のレベル・用意する証明書・借入限度額の違いは、
以下の通り。
イエタスでは、非住宅・住宅問わず省エネ計算及び各種申請サポートを行っています。
御気軽にご相談くださいませ。
住んでよかった省エネ住宅
2023.07.25 YETUS
イエタスです。
建築物省エネ法に関連し、国土交通省が色々なチラシやパンフレットを作成しているのを、
皆さんご存じでしょうか。
国土交通省 資料ライブラリー
今回は、今までと少し趣向を変え、それらの中から
「待って!家選びの基準変わります」
の漫画を読んで思い出した、わたしの経験について話をしてみようと思います。
※「省エネ住宅」とは、
住宅性能評価の基準で表すと断熱等級4・一次エネルギー消費量等級4に適合した住宅。
わたしは「省エネ住宅」と、その基準を「満たしていない住宅」の両方に住んだことがあります。
「満たしていない住宅」に住んでいるとき、エアコンは季節に関係なくフル稼働。室内外の温度差から結露が多く、カビに悩まされました。家族は長期に渡り、重いアレルギー症状に苦しみ、大人になって喘息を発症したのです。
「省エネ住宅」に住み替えると、エアコンを使う頻度が減りました。すると、窓の結露がなくなり、カビとは無縁になります。また、掃除の頻度を抑えられ、維持保全の手間が減りました。家族の体調面にも良い変化がありました。アレルギー症状とは無縁になり、喘息症状も随分と落ち着いたのです。
2025年「省エネ住宅」が必須要件になります。「満たしていない住宅」と比べると、「省エネ住宅」には初期投資が必要です。要件化まで少しお時間がございますので、どちらを選択するかお悩みになるかもしれません。住宅は安くない買い物です。わたしとしては、長い目でみて家族が健康で快適に暮らすことができる住環境を実現するために、価値ある投資だと感じています。
イエタスでは、非住宅・住宅問わず省エネ計算及び各種申請サポートを行っています。
御気軽にご相談くださいませ。
8月はブログの更新をお休みさせていただきます。次回の更新は9月を予定しております。
ZEBプランナー登録を更新しました
2023.06.22 YETUS
イエタスです。
令和5年度のZEBプランナー登録を更新しました。イエタスでは平成29年度(2017年度)に登録して以降、現在に至るまでZEBコンサル業務を続けています。ZEBプランナーには下画像のようなZEB登録証が付与されます。
■ZEBプランナーとは?
公募を行っているSII(一般財団法人 環境共生イニシアチブ)の定義では以下の通りです。
「ZEB設計ガイドライン」や自社が有する「ZEBの設計知見」を活用して、一般に向けて広くZEB実現に向けた相談窓口を有し、業務支援(設計・コンサルティング)を行い、その活動を公表するもの。
出典:SII専用ページ
つまり、「ZEB導入を検討している建物所有者又は設計者に対して、ZEB達成に向けたサポートを実施している事業者」を指します。また、ZEBプランナーは活動実績をSIIへ報告し、年度ごとの更新が義務付けられています。近年では、報告項目がZEB実績数だけでなく、ZEB達成度や用途、規模、新築/改修など細かな条件を報告するようになり、プランナーごとに特色が分かるようになりました。以下のリンクから各プランナーを調べる事ができます。
ZEBプランナー検索ページはこちら
■イエタス独自のZEB「一次診断」サポートとは?
イエタスはZEBプランナーとして、省エネ計算によるZEBコンサルティング業務を得意としております。標準入力法によるBEI算出の他に、独自のスキームとして「一次診断」というサポートを行っています。一次診断とは設計初期段階にZEB基準を満たす提案をするもので、以降の工程で起こり得る変更を視野に入れた検証を行っています。この診断を行う事で、実施設計時に手戻りすることなく、早い段階でZEB仕様を確定する事ができる為、お客様にも大変ご好評頂いています。
なお、令和4年度に弊社サポートによりZEB基準でBELS認証を得た実績件数は102件となっております。
イエタスでは、地域・規模・用途・新築/既存に問わず、あらゆる非住宅建築物のZEBサポートを行っております。
御気軽にご相談くださいませ。
こどもエコすまい支援事業の新着情報
2023.05.23 YETUS
イエタスです。
政府による補助事業「こどもエコすまい支援事業」の新着情報が4月17日に公式サイトに掲載されました。
掲載文には、『本事業における補助対象は・・・(中略)・・・ZEHマークの記載がないBELS評価書であっても、申請書類として認めることとしました。』と表記されています。
今回は、この新着情報についてご説明します。
■ZEHマーク
これまでは交付申請でBELS評価書を利用する場合、必ず「ZEHマーク」が必要でした。
そもそもZEHとは、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」です。
ZEHマークが要件化されていたということは、家庭で使用するエネルギー分を賄う再生可能エネルギーの設置が求められていたことになります。(一部の建設地を除きます。)
住宅建築において現在最も普及している再生可能エネルギーは太陽光ですから、実質太陽光パネルの搭載が必要になっていました。
■交付申請のハードルが下がった支援事業
その点、今回の要件変更では「ZEHマークの記載がないBELS評価書であっても認められる」という内容ですので、ZEHマークの取得が不要となった、つまり太陽光パネルの搭載も不要になったということが言えます。
太陽光パネルを搭載できなかった住宅については、ややハードルの高い「こどもエコすまい支援事業」でしたが、この要件変更によってさらに申請しやすくなると考えられます。
なお、予算に対する申請額の割合は、5月23日時点で40%に達しています。仮にこのまま申請額が増えて行くと考えた場合、交付申請の締め切りが早まることが想定できます。
今回の要件変更によって、さらに加速することも考えられる「こどもエコすまい支援事業」。
取得に向けた計算や申請のご相談などもお請けしております。
イエタスは、非住宅・住宅問わず省エネ申請及び計算サポートを行っています。
御気軽にご相談くださいませ。
こどもエコすまい支援事業 専用サイト
ホームページのリニューアルをしました
2023.05.19 YETUS
2023年5月 ホームページのリニューアルをしました。
イエタスからのお知らせを一か所にまとめ、業務実績やサポート件数等の更新をしました。
各ページのサービスの流れの図を大きく表示してより分かりやすくなりました。
ブログやInstagramもぜひご覧ください。
ご相談やご依頼は、お気軽にお問い合わせフォームをご利用ください。
これからもイエタスをよろしくお願いいたします。


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