住宅性能評価、長期優良住宅など住宅に関する申請代行を行っています。

トップページ スタッフブログ

staff blog

構造審査は2回?性能評価と確認申請の効率的な進め方

2025.04.22  YETUS

 
イエタスです。 今年は寒の戻りのおかげで桜が長く楽しめましたね。 イエタスの目の前にある「仲良し公園」の桜も、例年以上にゆっくりと咲き続け、 私たちの目を楽しませてくれました。 ■省エネ適判は省略OK!でも構造審査は・・・? いよいよ改正法が施行され、申請フローや計算内容の整理に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。イエタスではこれまで、性能評価や長期優良住宅を取得することによるメリットを活かした、省エネ適合性判定(適判)を省略する申請フローをご提案してまいりました。 一方で、この申請フローにはメリットはあるものの、見落とされがちな注意点もあります。 それは・・・・ 省エネ適判は省略できても、構造に関する審査は建築確認で必須となる点です! 性能評価や長期優良住宅を取得される場合、以下のように構造審査が二重で発生する可能性が あります。 ○建築確認における構造審査 ○性能評価や長期優良住宅における構造審査 ただし、最近では、評価機関によっては、 ✔確認申請と性能評価・長期優良住宅を同じ機関に提出すること ✔それぞれの申請のタイミングを調整すること によって、構造審査を1回にまとめられるという案内をしているところもあるようです。 構造審査の二重対応は、時間や労力の面でも負担となりますので、あらかじめ提出予定の評価 機関に相談してみるのも、一つの手です。 効率的な申請の進め方について、少しでも参考になれば幸いです。 イエタスでは、少し先を見据えたご案内を提供しております。 住宅・非住宅に関わらずお気軽にお問合せ下さい。
 

2025年法改正のタイミングと注意点

2025.03.26  YETUS

 
イエタスです。 2025年4月から法改正が行われます。 今回は切り替わるタイミングと注意点にフォーカスしてご案内します。 4⽉の改正内容のうち、下記項⽬について説明します。 ・省エネ基準適合義務化 (対象:すべての新築/関連法:建築物省エネ法) ・壁量計算等の⾒直し  (対象:⽊造住宅/関連法:建築基準法・品確法) 全て2025年4⽉以降着⼯が対象です。但し各種申請可能となるのは4⽉以降となります。 概要はこちら ■省エネ基準適合義務化 対象は2025年4⽉以降の着⼯物件ですが、審査機関への申請が可能となるのも4⽉以降です。 4⽉初旬に着⼯を希望される場合、3⽉中の事前受付、審査といった特例の対応が可能か事前に 審査機関へ確認することをお勧めいたします。 (⼀般的には対応不可とされている評価機関もあるようです。) また、施⼯⽇である4/1 を境に、適合義務制度の適⽤有無も変わるので、タイミングにご注意下さい。 国交省資料:省エネ基準適合義務制度の解説参照 ■壁量計算等の⾒直し 各種構造に係る内容の⾒直しがされます。荷重設定や認められる壁倍率の上限が⾒直されます。 また、基準法においても、準耐⼒壁の加算が可能になります。 ただし、移⾏期間として1年間の猶予が設けられており、2025年4⽉1⽇〜2026年3⽉31⽇までは旧基準の適⽤が可能となります。 なお、施⼯⽇前後の基準適⽤のスケジュールが公開されています。 国交省資料:建築基準法・建築物省エネ法改正法制度説明資料参照 このほかの⼤きな注意点としては、建築確認において、⽊造2階建ての住宅についても構造関係の審査を受けなければならなくなります。 法改正施⾏まであとわずかです。 イエタスでは、建築物省エネ法や品確法に係る皆様のお困りごとに対応しております。 ⾮住宅・住宅問わず御気軽にご相談下さい。
 

東京都の太陽光パネルの設置義務化の概要

2025.02.26  YETUS

 
イエタスです。 2025年4月から、東京都では太陽光パネルの設置義務が始まるのをご存じでしょうか。 リニューアルされたのは、延べ面積2,000㎡を境に、以下の2つの制度です。 ■2,000㎡以上の建築物は、全建築物義務化~[建築物環境計画書制度] 現行の計画書制度では、「設置の検討」が義務付けられていましたが、「設置の義務」と なります。 ただし、設置が困難な場合には、敷地外への「オフサイト設置」や「再エネ電気証書の調達」 等も可能とする方針です。 ・「東京都建築物環境計画制度の強化・拡充について」はこちら ■2,000㎡未満の建築物は、対象事業者を絞って義務化~[建築物環境報告書制度] 年間に累計2万㎡以上の建物を都内に新築する建物供給事業者を対象に、 制度が新設されました。 供給する建物1棟ごとではなく、建物供給事業者単位で一定の再エネ利用設備を 設置する基準となっています。 ・「東京都建築物環境報告制度」はこちら ・「太陽光パネル設置に関するQ&A」はこちら いずれの制度も、全ての建物に必ず設置するというものではありませんが、いよいよエネルギーの大消費地・東京が、災害時の停電へのレジリエンス向上と脱炭素社会の基盤を確立するために設置義務化をスタートします。 川崎市でも制度が可決されており、今後ますます制度化が進む見込みです。 イエタスでは少し先の未来を⾒据えたお⼿伝いをさせていただいております。 ⾮住宅・住宅問わず御気軽にご相談下さい。
 

謹賀新年

2025.01.06  YETUS

 
イエタスです。 謹んで新春のご挨拶を申し上げます。 旧年中は、皆様にご愛顧いただき、誠にありがとうございました。 2025年は、いよいよ建築物省エネ法、建築基準法、建築士法など 私たちの業務を取り巻く法改正が実施され、様々な基準が変化します。 社員一同足並みを揃え、皆様と共に変化に立ち向かい、この波に乗って参ります。 本年もよろしくお願い申し上げます。
 

2024年の振り返り

2024.12.24  YETUS

 
イエタスです。 2024年も早いもので残り僅かとなりました。今回は、1年を振り返ってみます! 2024年の主なできごと 2025年に法改正を控えるため、2024年はそれまでの準備期間でした。 省エネ法の改正に先行して住宅ローン減税では省エネ基準適合が必須になり、 東京都の事業である東京ゼロエミ住宅では、更なる水準の引き上げが実施されるなど、 主に建築物の省エネ化が加速しました。 イエタスでは、しばらく世界的なパンデミックにより、 人の往来が制限されておりましたが、本格的に動き出しました。 日々は業務に向き合いつつ、時にはイベントを開催し仲間と共に楽しい時間を過ごしました。 皆様の1年は、いかがでしたでしょうか。 本年も格別のご厚情を賜り、社員一同、心より感謝申し上げます。 どうぞよいお年をお迎えください。 2025年1月はブログの更新をお休みさせていただきます。 次回の更新は2月を予定しております。
 
ページの先頭へ
 
 
バックナンバー