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安田常務のプランニング講座~第6回~
ご無沙汰しております。
ようやく秋らしくなってまいりました。
今回はリビングとダイニングについてです。
それぞれ形式、位置、広さの観点からご説明していきましょう。
◆リビング◆
リビングは家族が集まって話をしたり、TVを見たり 或る時は親しい人を招いたりと
家族の社交の場として大切なスペースであります。
~形式~
リビングとして独立させるより、リビングとダイニングを融合させ
キッチンを半独立させるのが一般的ですが、最近はアイランド式の
オープンキッチンも人気があります。
~位置~
明るく落ち着ける部屋であることが一番の条件です。
動線のとり方を考慮しないと、使い難く落ち着かないものとなってしまいます。
外部との結びつき、庭との結びつきも重要です。
~広さ~
機能的に広さの制約はありませんが、家族の人員、趣味、家具等により
広さ、形が決められます。
家具配置のための壁面、壁面に囲まれた落ち着いたコーナー、
動線に妨げられないスペースを十分にとりましょう。
又、開口部の位置大きさも関連させて心理的な落ち着きと
明るい開放感を出す様に心掛けるべきです。
◆ダイニング◆
~形式~
一般住宅では独立してダイニングルームを設ける例は稀で、
リビング ダイニングとすることが多い。D・Kとする場合は流しや調理器具等が見えたりし、
食事を楽しむ雰囲気に欠けがちであるので、調理器具の色・柄や収納を考える必要があります。
只、別々の朝食(手軽な食事)、主婦と子供の昼食(子供相手をしながらの調理片づけが
出来る)等を考えるとキッチン内での食事スペースと別に落ち着いた食事スペースを
設けられることが理想です。
~位置~
日照通風の良い所。調理→食事→団らんの流れとの関連により配置する事が望ましいです。
~広さ~
広さは家族数と予想される来客数、持ち込まれる家具(テーブル・椅子・食器棚等)に
よって決められるが、食事の場所の雰囲気づくりを行い、
そのまま団らんの場にもなる様に広さにゆとりを持たせましょう。
~インテリア~
テーブル上部にペンダントを吊るして食事のエリアを演出したり、
食事に適した暖色系の光で暖かく、落ち着いた食事の場とすることが理想的です。
~イメージパース①~
~イメージパース②~
今回のテーマは以上です。
次回は「キッチン編」です。
ご拝読ありがとうございました。
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